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芝の張り方/育て方

芝の張り付け前~張り方(管理①)

重要

芝張り作業において、芝の鮮度は最も重要です。商品が到着しましたら速やかに芝張り作業が終える様、予め整地や道具等の準備をしておきましょう。

芝張り時期について(3月~5月の梅雨前が最適♪)
  • 芝を張る(植える)場合は、根の活動が活発になり始める3月~5月(梅雨前)が最も適しています。この時期に芝を張り、梅雨を迎えると芝を張った後の管理がしやすくなり秋までの生育期に芝生が目に見えて仕上がります。又、春以外の時期でも気温の上昇による乾燥や水分の量に注意して管理すれば、一年を通して芝張りは可能ですが、特に真夏の暑い時期と真冬の芝張りは管理が大変になるので注意が必要です。
芝の張り方について
  • 芝生の張り方は、芝生の並べ方により「ベタ張り」、「目地張り」、「碁目張り」、「市松張り」、「筋張り」と呼ばれる張り方があります。
    ベタ張り 碁目張り 市松張り 筋張り 目地張り矢印 悪い例
  • 芝生を張り終えたら、芝生と土が密着するように軽く踏み固めて押さえます。
整地~芝張りについて
  • 基本的に雑草は根元から取り除いて下さい。生育旺盛な雑草がある場合は専用の除草剤を使用しても良いでしょう。可能であれば、周囲の雑草も取り除いておくことで雑草を抑える事が出来ます。
  • 芝生は日当たりが良く、水はけの良い場所を好みます。建物や樹木で一日を通し日陰になる様な場所や風通しの悪い場所はさけましょう。

    ※水はけが悪い場所に芝を張る場合は、土壌改良剤や堆肥等を混ぜて土壌改良を行う必要があります。又、生育を妨げるような石やゴミ等は取り除き、表面の土をやわらかくなるまで軽くほぐしておくと芝生の活着が良くなります。

  • 芝を張る場所は出来るだけ凸凹が無いように整地します。又、少しだけ傾斜をつけておくと、雨水等が溜まり難くなり水はけが良くなります。
  • 芝を張り終えたら根付くまでの間は、出来るだけ芝生の上は歩かないようにします。
目土(めつち)について
  • 芝生の表面に入れる土を目土(めつち)といいます。目土には発芽や発根を促進する役割と凸凹を修正する役割があります。目土を使用するとキメ細かい綺麗な芝生に仕上がります。目土は一般的に3mm~6mmの厚さでならします。生育の悪い箇所は目土で凹凸を修正することで芝刈りがスムーズに行えます。目土の時期は、芝生が緑になるまでの3月~5月に入れると良いですが特に芝生がスカスカしている・元気がない・ランナーが露出している・凸凹がひどい等の問題がなければ、毎年やらなくても大丈夫です。
    ※目土を使用することによって、グランドレベルが上がるというデメリットもありますので、お庭の事情に合わせて行って下さい。

  • ホームセンターなどに売ってある「芝生の目土」をトンボ等を使ってならしていきます。隙間にすりこんでいくような感じで葉がちょっと見えるくらいにやって下さい。芝生を覆ってしまうほどの盛り過ぎは禁物です。因みにトンボも、ホームセンターなどで売っています。トンボ以外ですと板切れやスコップなどを使っても良いです。
  • 作業後は、シャワーでたっぷり水をやっておきましょう。

トンボ

水やりについて
  • 張付け直後は出来るだけ日差しの強い日中は避け、朝か夕方の涼しい時間帯にたっぷりとむらなく水をやります。切り替え式のシャワーをお持ちの場合は、張付け直後は目土が流れない程度に霧状で優しく、芝が根付いてきたらシャワーモードで水やりをすると良いでしょう。
  • 芝を植える時期にもよりますが、芝生は乾燥するとうまく育ちませんので植えた後の水やりは特に重要です。季節や天候、気温や日当たりなどを考慮して芝生がしっかりと根付くまでは特に注意が必要です。

芝の張り付け後~育て方(管理②)

肥料
  • 芝生の成長期(4月~10月まで)に肥料をムラなく与える事で、葉を緑にし芝生の生育を促します。又、芝生の踏みつけや病害虫への抵抗力も高めます。
刈り込み
  • 芝生はイネ科の植物ですので穂をつけます。はじめて見つけたときは雑草と間違われる方もいらっしゃるかも知れません。定期的に芝刈りをしている場合は刈り取ってしまうので、通常は目にする機会は少ないです。穂をつけている場合は、芝生の刈り時期が来ているというサインでもあります。 穂に養分を摂られないように定期的に芝刈りをしてあげると芝生が密になり綺麗に仕上がります。芝生が密になると同時に雑草も抑えられます。
    ※芝の穂の様子については、写真集(Photo Album)の044番をご参照下さい。
  • 刈り込みの仕上がり丈は、一般的に1.5cm~3cmが理想です。遅くても芝生の丈が倍になったら刈り込みをします。
  • 万が一、芝生が伸びすぎてしまった場合は一度に刈り込まず、日にちを分けて徐々に刈り込んで下さい。伸び過ぎた芝生を一度に刈りすぎると枯れる恐れがあるので注意が必要です。
  • 芝刈り機を使用する場合、同一方向のみでなく、方向を変えて刈り込みをすることで綺麗な芝生になります。
  • 端の部分は、 芝刈りばざみバリカン等を使用すると便利です。
  • 刈り取った芝カスは病気や枯れる原因にもなるので、綺麗に取り除いておきます。

エアレーション
  • 芝生に穴を開けて空気を入れることをエアレーションといいます。エアレーションは深さ10cm程度、直径1~2cmの穴を15~20cmの等間隔で穴を開けます。
  • 水はけが悪くなった場合は、エアレーションをお薦めします。穴を開けることで水分の浸透を促し、水はけを良くします。
  • エアレーションは芝の根を切ると同時に地中に空気を入れて芝生を活性化させます。
  • エアレーション専用のローンスパイク(※ホームセンター等でお買い求めいただけます)を使うと便利です。※ドライバーやアイスピック等でも代用可◎
  • 開けた穴は目土で埋めます。目土を入れることで根や茎(ランナー)を発育させる効果があります。※ランナーの画像については、写真集(Photo Album)の045番をご参照下さい。
除草
  • 雑草は小さいうちに根元から完全に抜いていきます。除草作業が苦手な方は、「芝生専用の除草剤」を使用されても良いです。
病虫害対策
  • 病虫害対策には日当たりや排水の良さ、十分な肥料、定期的な除草作業、又芝刈りで病害虫が発生しにくい環境をつくることが重要です。
  • 万が一、病虫害が発生した場合は、芝生用の「殺虫剤」、「防虫剤」、「殺菌剤」を使用します。但し、同じ薬剤を使い続けると薬剤の効きが悪くなる場合があるので、出来れば数種類の薬剤を変えながら使用しましょう。
    ※薬剤を使用する際は、使用方法をよく読み環境に配慮して使用しましょう。
サッチング
  • 芝の間に刈りカスや枯葉が入り込み、それらが層になり目詰まりを起こす現象を【太字:サッチ】と言います。刈込後の刈りカスや枯葉を取り除くことを【太字:サッチング】といいます。 サッチは栄養が行き届かなくなる他、通気や水はけを悪化させ地表に光があたらなくなり芝生の成長を妨げます。通気性が悪くなると微生物の働きが弱まり、サッチの分解を遅らせるという悪循環になります。又、サッチは水をはじく性質があり、散水が浸透しにくく水が表層からはじき流れてしまいます。その反面で、大量の雨が降るとサッチが水を含んで保水し病原菌の巣になり、藻が生えるなど様々なトラブルの原因となります。
  • 芝生の葉は分解されにくい性質を持ち、表層に堆積しますので定期的にサッチ取り(サッチング)をして管理しましょう。
  • サッチを取り除く作業は、一般的に熊手レーキ等でかき出します。中でも金属製のガーデンレーキは芝生の間に入った刈りカスや枯葉を綺麗に掻きだす事が出来きお勧めです♪